午前2時の正夢

これは夢か現実か?とりあえず眠ることにしよう。

また一つ年を重ねたので記録を残す

またこの季節が来た。 今年は未曾有のパンデミックで情勢は乱れた。本来オリンピックで持ち切りだったはずなのにみんな見の安全に震え、人のことを気にしてる余裕なんてないように思う。

一方僕は山積みの仕事に追われ自分が生まれ落ちた日にも深夜過ぎまで仕事してその合間にこんな駄文を書き連ねている。 テストとビルドが通るまでの余韻だ。

幼いときは誕生日になると一つ大人になった誇らしさと期待がいっぱいだった。特別誕生日を祝ってくれる両親ではなかったがおめでとうと今でも連絡が来るので関係は良好なのかもしれない。

明確に思い出すが16歳から年齢を重ねるのが億劫で怖くなった。 強烈にこびりつく記憶をたどれば、16のときは迫りくる受験と人生設計にさいなまれた。 18のときは自分の偏差値が上がらない無力感と親との関係に悩んで文字通り身を削って勉強していた。 21のときは卒業できるのかって不安と将来が閉ざされたような恐怖に震えた。 そんでもって年を重ねる恐怖を感じ始めて10年たった。 見事にあのときの僕が想像しない僕をやっていてあの頃の悩みは半分くらいはなくなったけど同じかそれより多くの恐怖と悩みと喜びを抱える毎日だ。

多くの人に支えられ多くの人に迷惑をかけてどうにかこうにか生きながらえている。居場所がある。幸せなことだと思う。

振り返り

えもい文章はこの辺にしてちゃんと25歳を振り返ろう。 ついついエモさに引っ張られたり悲壮感に引っ張られて感情的になってしまう。

事実を見直し学びを見つけるとしよう。

25歳は一言でまとめるのが難しいくらいいろんなことがあった。

仕事面

2回チームが変わった。 1回目の異動でReactとScalaを本格的に書くようになった。 毎日勉強と失敗の日々だったけどどんどん新しい知識とできることが増えてとても楽しかった。Scala書いてるときの全能感と言ったら他の言語では味わえるものではない。

2回目の異動で今のチームに来た。 レガシィで巨大なシステムに苦戦する。それは今でも変わらない。 急速にバリューが出せなくなった。 チームの状況や関わる人の多さ、利益率、プロダクトに対する期待といろんなものが絡まっている状況で自分の振る舞いの下手さを実感した。

リソースを最適化すること、当たり前にイレギュラーや差し込みに対して正常な動きを担保しながら変更を入れること、コードを書くことすべてがから回って間違った努力の仕方をした。 ただただ必死になり時間をかけ、結果が伴わないことに落胆した。

変な労力のかけ方をして心が壊れ休むことになった。

今復帰できてるのもラッキーだ。 そして壊れた状態から今のチームにいられるのもラッキーだと思う。

技術面

年間で10回くらい外部の勉強会で登壇した結果フロントエンドの人として見てもらえるようになった。 それ経由で転職のオファーや副業のお誘いをたくさんもらえるようになった。

とてもありがたいことだ。 ここ最近はフロントエンドの技術があんまり追いかけられてない。

25歳はフロントエンドを中心にJS/TSの言語的な理解やReactを始めとするライブラリの使い所なんかが大きく伸びた。 一方で今のプロジェクトで求められるリソース管理やビジネスを見渡しての開発、巨大システムを操る技術はまだまだ全然できない。 これができるようになればもっと自分の理想に近づけるのだろうとぼんやりと思うがなかなかうまく行っていない。 目標がぼんやりしているのと努力が足りてない。

私生活

大きいハイライトはない気がする。 いっときすごく好きな人ができたくらいか。

生活習慣がガタガタで仕事、仕事で睡眠と休養がちゃんととれてなかった。 成功体験を積むという努力ができてなくて私生活でも自己効力感を削っていた。 救いだったのはSNSや勉強会を通じたつながりが価値観を広げてくれたこと。

お料理を作っていろんな人に食べてもらったり、BBQでバーテンしたり、朝まで飲み明かしていろんなこと語って明日も頑張ろうって思えた。 繋がりに助けられた。

抱負

なんか振り返りをするとあれができなかった、これが足りてないと不足に目が向きポジティブな要素を拾うことが難しい。 事実ベースでいけば多分もっと色々としたことがあったように思うけどこすぎる一年で思い出すには時間が足りない。

外に露出するようになって結果として実力と見え方が一致しないように感じている。正直自分の適性な稼働単価も怪しいなと思う。 行ってしまえばハリボテ状態の詐欺師になってるのではないだろうかと不安なのだ。 自分が結果を出して見え方とか他者からの評価に追いつけば問題ないのだけど。

いつだって自分の期待と他者の期待を自分の努力で裏切らないように振る舞い努力したい。

やっぱり自分の人生で大事なキーワードは「成長」「好奇心」「理想の実現」なのだと思う。 25歳は大いに自分の期待を自分で裏切ってしまった。

26歳は自己効力感を自分でコントロールするようにしたい。 私生活でも仕事でも小さい自己効力感をきちんと受け止めるようにしたい。 そして何より自分に正直に。 自分自身の人生を自分の意志と自分の足で歩くことを意識して生きていこう。