報連相の優先順位は何で決まるか
いわゆる報告・連絡・相談。 このうち一番大事なのは報告。二番目が相談。
そしてこの報告やら相談は都合のわるいこと(個人、組織、プロジェクトにおいて)が最優先されないといけない。 悪い報告は上げたくない。そして悪い相談はなるべく知られたくない。 でもこれら都合の悪い情報をいかに操るかがコミュニケーションで信頼を得る上で大事だと改めて思った。
悪い報告とはなんだろう。
- 具体的には本番環境での500番系のエラーやユーザーの不利益になるもの
- 金銭的損失を被るもの
- SNSなどでの炎上
- チームメンバーの不正
- プロジェクトの遅延
などこのへんだろうか。金銭と人材の損失が出るケースが最優先になり その後に時間的なリソースの問題、そしてSNSなどパブリックな場での炎上ではないかと思う。 この辺を判断するのは上の決済権を持つ人や責任を取るのが仕事の人なので 難しく考えることなく速やかに事態を報告すればいい。
悪い相談とはなんだろう。。
- 転職の意向があること
- 解決できそうにないくらいのバグを踏んだとき
- コミュニケーションの失敗による遅延
- 利害関係のこじれ
このへんかな? ちょっと想定するものによって違いそうだが基本的には自分の頭で一定時間考えて解決しないかつ組織やプロジェクトの問題の種になりそうなことは早く相談に回すべきだ。
とはいえこれはべき論であり実際にはうまくいかないこともある。 実際僕もめっちゃ苦手だ。 というかこれが大事なのを社会人4年目に差し掛かろうという今再確認したわけでもっと早く教えてほしかった。
はじめに教えてほしかったこと
社会人になりたてのころ「報連相が基本。できるようになろう。」と教わった だが、タイミングや情報の良し悪しによって緊急度が変わることは教えてもらえなかった。そして緊急度のあるなしなどを体感する機会があまりなかったのだ。
だから報連相が基本。だが情報が組織やプロジェクトと言う主体にとって良くないときほど早く報告と相談をすること。と教えてほしかったなぁと。
まあそんなこと自分で気がつけよと言われればそれまでだ。 コミュニケーションがうまくできないなぁ。コミュニケーションで失敗してしまって身動きが取れないなどを経験しようやっとそれに気がついた僕は同じことを他人がしないようにと変な老婆心でこんなことを書いている。
まとめ
悪い情報は早く捌こう。 悪い情報ほど早く報告、相談に回すことで得られる信頼もある。
普通のことなんだろうけどこうやって言語化して自分に刷り込んでいる。 そして同じ轍を踏む人が一人でもへればいいなと思う。