午前2時の正夢

これは夢か現実か?とりあえず眠ることにしよう。

今こそSFを楽しむ

民間人が宇宙に行けるようになり、AIがやってきて絵を描きコードを書く時代がやってきた。
車が自動で動いて、工場では危険な作業をロボットが代替する。
1980年代に公開されたブレードランナーの世界で描かれた世界の半分くらいは実現されたんじゃないだろうか?

誰かが『AIは第二の産業革命である』と言ってたけどまさにそんな感じだ。
今までの当たり前はどんどん代替されていく。それは日々の生活もそうだし、文化の部分もそうだ。
かつての産業革命の時を学び直すと、蒸気機関という一つのアイディアが生活のあらゆるところに入り込んだ。その結果中世と呼ばれる時代は終わりを告げた。資本主義が始まった。ヨーロッパからアメリカに世界の中心が移った。ヨーロッパ文化背景ではカトリックの世界観からプロテスタントの世界観になった。馬車で仕事をしていた人は仕事を奪われてた。

AIが産業革命を起こすなら同じように世界の中心が動いたり、文化が変わったり、人の考え方や生き様が変わり、死に様も変わるんだろう。
そんな中で新しい仕事を考えたい。
生活の中に入りこんで冷蔵庫や炊飯器のように当たり前に使われて馴染んでいくサービスを作りたい。

技術への探求はもちろん大切だし、自分は技術者の端くれなので探求こそが利益ももたらしてくれる。しかし人の生活に入り込むには別の視点も大切だろう。
倫理の変化や宗教観や、恋愛の形や生活を想像したい。
想像の先にしか現実はないだろうと思う。

だから、今こそSF作品を楽しみたい。
小説、映画、漫画、アニメできれば名作と言われる小説を積極的に楽しみたいと思う。
SF小説が僕らに教えてくれるのは単なる物語ではなくて、特定のシチュエーションに置かれた人間はどのように振る舞うのかや何に悲しみ、楽しむのかだ。
自分が作者ならどう書くかを想像したり、実在の生活の中で擬似体験をしたりして頭なのかと現実をリンクさせたい。

まあただSFていいよね、改めてSF楽しもうぜの文章なんだけどこれを誰かと共有したかった。