午前2時の正夢

これは夢か現実か?とりあえず眠ることにしよう。

10年前の僕へ。30歳からの手紙。

成人式ですね。新成人の皆さんおめでとうございます。
大人としてXXしたほうがいいとか、頑張れとかそういう説教臭いのはうんざりだと思います。
これは今年30歳になる僕から10年前の自分への手紙です。こんなふうになったでー。楽しくやってるよという報告です。

拝啓 10年前の僕へ。
10年後はエンジニアになっています。キャリアや収入のことにとても大きな不安がありますが多分大丈夫です。
この10年いろんなことに手を出します。映像制作、音楽制作、色々な企画。沢山の人と関わります。
うまく行かないことが大半です。失敗します。
残念ですが全部自分のせいです。努力不足です。才能でもなければ環境に恵まれないわけでもないです。
周りの人は協力的で評価してくれます。評価されて満足したというのが一番の僕の良くないところです。
なぜかエンジニアリングだけは長続きします。その結果、上司と先輩に恵まれた1社目に入社できます。

あと、留年します。キャリアが不安なくせに肝心なところで自分に甘いせいです。
小田急のホームから転落しますがなぜか生きてます。死んだと思って死ぬ気で努力してください。きっと報われます。

色々な魅力的な方が現れて恋愛をします。
至らないところしかないです。自分に過度に期待するのはやめましょう。素直に自分の近くにいてアドバイスをくれる人の意見を聞き入れてください。自分を良くすることを忘れないでください。あなたは一人で独善的に生きて行けるほど強くも賢くもないです。

30歳になるまでに3回ほど死にかけます。弟の世話になるので感謝を忘れず伝えましょう。
そして何かを手に入れるのに自分の健康を差し出すのはやめましょう。ただ、入院生活は自分が何を望むのかや自分を見つめ直すとてもいい機会になります。

30歳までの10年はうまくいかないことしかないです。でも最高の日々と言って間違い無いです。
20歳のときに思い描いたところよりもずっと遠くずっと面白く刺激的です。
迷ったときには『楽なほうよりも楽しい方を』で選んでください。

さて、僕はここから先10年をもっと楽しくしていく努力に戻ります。
まあ何かと問題はありますがなんとかなります。