午前2時の正夢

これは夢か現実か?とりあえず眠ることにしよう。

色付きだからといって特別とは限らない。

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

面白そうなお題を見つけたので駄文を書きなぐる。
小さい頃、色がついている食べ物はその色から連想される味がついてて特別なものだと思っていた。

そうめんに入ってる赤いそうめん然り、紅白かまぼこの赤い部分然り。

赤い部分何故かアレだけで食べたくなりません?なりますよね?

ある程度の年齢になってあの着色されてる部分は特に味が変わらんことをしって絶望した。
当時から梅干しの味が何故か好きだったので赤い部分は梅味だと思いたかったのだ。
じぶんが好きな味がちょっとだけレアアイテム扱いされるなんてなんて素晴らしいことか...!とか思ってた僕の純粋さを返してほしいw

という恥ずかしいと言うのか間抜けなエピソードを思い出したのでこの記憶がうすれてしまわないように残しておく。

最近忙しすぎるのか、新しい情報を湯水の如く脳に突っ込んでいるからなのか、思い出すことをしなくなったからなのか、理由は闇の中だけど昔のことが思い出せなくなっている。

特に小・中学生のときにどんな先生がいたとか、だれがだれのこと好きだったとかそういう話題は本当についていけない。
地元に帰って飲み会に出るたび思い出せなくなった自分を東京に染まったなんて言って笑いの種にしてるけど、ホントのところはちょっとさみしい。
それと同時に地元の友だちと話が合わないことにホッとしてる自分もいる。

普通なんて嫌だ自分は特別だ、同じ人生をあるきたくないと必死になっていたことがある意味で達成されているんだから。 友だちとの飲み会で友達の肩越しに自分の嫌な面を見るなんてなんて生きづらい性格なのかと思うときもあるが、それでいいのかもしれない。

小さい頃味がついてて特別だと思ってたそうめんは実は他のと味が変わらないように、 僕も住む場所をを変え、付き合う人をかえ、自分を必死に色付きのそうめんのような存在にしたいともがいたが本質はそうめんであり、味が変わらないのである。 赤く染まった俺の味は確かに違うのか?その問の答えは誰も知らない。

お、夜明けの合図
向かいのパン屋からバターの焼ける匂いがし始めた。そろそろ寝よう。